東京オリンピックを3年後に控えて、『東京』にほど近い郊外の路地裏で小さなBARのカウンターに立つ50過ぎの男「智(さとし)」。智は50歳の夏に、この地に住みはじめた。酒の香りが抜けない木製のカウンターに、老若男女それぞれ事情をもって、辿り着く。智にとっては、一ヶ月は日々の引き算でしかなく、そんな毎日が過ぎる中、彼女が現れた。なんと表現したら良いだろう?昔から知っているような、懐かしさ・親しみさを感じた。日々人と出会う中、感じ得なかった衝撃だった。彼女は、ジョンレノンの銃殺の年に生まれ、ビートルズ・ファンだった。『今』 そして 『これから』を綴ります。

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